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通勤読書。およそ片道1時間の間に読んだ本の感想を読了後にではなく、読んだ分だけ淡々と書くブログ。

さよならインターネット-まもなく消える「その輪郭」について-その1

 今回の読書は家入一真さんの著書「さよならインターネット・まもなく消える「輪郭」について」 を読むことにしました。

まずはこの本をなぜ選んだのかというところから。
一言でいうと、自分の中ではイメージが悪い人でなんとなく嫌いな部類だったから。
これがこの本を読もうと思ったきっかけです。
嫌いなやつの本なんかわざわざ読むなよ!とつっこまれそうでそうですが、
アンチとか積極的に嫌っているわけでもなく。

かなり今更の昔話ですが炎上から閉鎖にいたった「Studygift」の一件。
詳しくはぐぐっていただければいくらでも話は出てくると思います。
私は当時色々と知りあいづてに話も聞いたりしていて、ここでイメージが一変に悪くなりました。

しかし家入さんは今年4月に「polca(ポルカ)」というクラウドファンディングのサービスを立ち上げており、
いわばStudygiftの第二章のようなものではないかなと勝手におもったりしてますが、
なかなかあきらめの悪い人、あるいはそれでも続ける熱量を持っている人なのかな?思いました。

polca.jp

「嫌いな部類の人」「なんとなく嫌い」というイメージというのは怖いもので、実は断片的に入ってきた情報でしかなく、直接本人に会ったわけでもなく、なにか積極的に知ろうとしたわけでもないのに、ただネットやあるいは人づての話だけで「なんとなく嫌い」そんなイメージをもつということもあると思います。
じゃあ本人が書いた本があるんだから読んでみてどんな人かもうちょっと知ってみよう。
そんなところです。


家入一真さんの事はもちろん直接存じ上げないですが、その昔ペパボのロリポップ!でレンタルサーバーを借りていました。それこそもう20年近く前のことでしょうか。

ロリポップ!lolipop!)は、paperboy&co.(現:GMOペパボ)が2001年11月11日に開始したレンタルサーバサービスである。キャッチコピーは「すぐに使える、ずっと使える。」

調べてみたら2001年11月11日サービスインなので20年は言いすぎでしたが、
それでも相当な初期の頃にホームページを作って自分のイラストなどを公開していました。
当時はそのロリポップ!の運営会社がペパボでその創業者が家入さんということなんて全く知る由もありませんでしたし、興味すらもなかったのです。
「どこのレンタルサーバーが安くて良いのか?」それくらいしかお金のない学生は考えていませんでした。

そう思うと、その昔自分は知らずと家入さんの立ち上げた会社のサービスを利用してインターネットでホームページを作り(すでにそのホームページは閉鎖していますが)、それからもまた違うホームページをこれまたロリポップで作ったりもして、なかなかお世話になっているじゃないかと。

自分がいつごろ「ペパボ=ロリポップ=家入さん」という事を知ったのかは定かではありませんが、
今も尚、一線で活躍する人が「さよならインターネット」というのも変な?不可解?な話で、さらにこの本を書いたあとに上記ポルカなどのサービスも立ち上げていて、全然さよならってねぇwある種逆バリのタイトルかな?とかも思いながらも読んでみようと思います。